虚シコウ

「虚」に関わるアレコレについて「シコウ」していきます。早い話、雑記ブログです。

大病を周囲に隠すかどうかの判断基準と「死」への意識 - 白血病記録

白血病寛解導入療法、今日で3日目です。

最初の1週間は、プレドニンというステロイド薬等の飲み薬と生理食塩水の点滴だけ。検査も朝ちょっと採血するぐらい。

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まだ全然つらくない。

プレドニン内服の副作用としてイライラ・気分の落ち込み、不眠が挙げられるらしいが、テンションは普通だし毎晩ぐっすり8時間寝てる。食事も栄養バランスよく3食キメているので、生活習慣の質に関してはここ数年で断トツでは?

 

そんなわけで平時よりもむしろ体調が整っていて頭が回っている今のうちに、色々考え事をしておこう。以下、「大病を周囲に隠すかどうかの判断基準」について考えてみたことを記す。

 

 

重めの病気を告白することの主なデメリットはざっとこんな感じ?

  1. 今後の面接や社会生活で足枷になるおそれ(就職前なら特に?)
  2. 病気を理由にして参加を断られるイベントや断ち切れる人間関係がある
  3. 繊細な人・親しい人を過度に心配させるおそれ

 

まあ上2点の懸念は、強トークエピソードを手放させるにはやや力不足かな。

真面目な話、病気だけを理由に断ち切られるような縁は元々弱いものだったのか、あるいは自分の説明力と相手の理解力の総和が不足していたかという事なので、しょうがない。

ならば、結果に関わらず手持ちのネタは早めに出すべきでしょう。情報は宝なので。

 

3点目の「人を過度に心配させるおそれ」、これはちょっと考えきれてなかったー。

上2点の自分への影響だけでなく、こうした他の人への影響もあるんだよな。自分の健康とか皆どうでもいいだろうと思っていたけど、おそらくこちらの数倍ショックを感じる人もいて、んー優しさは伝わるけど申し訳なくなる。

こうした場合、病名は伏せた方がいいのかもしれない。幼い子どもを持つ親御さんとか特に、どの程度伝えるかは悩みどころでしょうね。

 

 

また、そもそも隠し通せるほど根が浅い状況なのかというのも、告白するか否かの大きな判断基準になる。

軽い摘出手術や数週間の治療で目立った副作用も出ず済む病気なら、黙り通せそう。

ただ、癌はやっぱり隠しきるのムズいと思う。

たとえば白血病の場合だと、最低でも半年は入院期間見込む必要があるし、退院後もハゲてたりやつれてたり体力なかったりと目に見えて痕が残るでしょう。再発リスクもある。

先述の「面接等で不利になるから~」って理由で隠しといて後からバレたら、不都合な情報を隠す不誠実な奴に映る。

それならさっさと吐いてしまった上、「悪況の中でもやるべきことの優先順位を定めて〇〇までは実行した」なり「闘病を楽しむ工夫をいくつも見出した」なり説明して、臨機応変さ・精神力・アイデア力あたりをアピールしていく方がよほどラクかと思える。

 


あと、「今後」があるかどうかも分からないんでね。

 

…「今後」がない可能性、死ぬ未来、考えたくないですか?

でも、日常生活で「死ぬかも」と一度も思ったり言ったりした事ない人ってそんないますか?

 

 別に「死んだらどうなるのだろう」と夜布団の中で考える事のみならず、

 何かミスして「これは終わったな」、

 ビックリして「あー心臓止まるかと思った」、

 笑いすぎて「まってww息できんww死ぬwww」、……

今までいったい何回死にかけてきたのか。

そして何回死んできたんだ。

 

病人になった瞬間、「死」について一切考えないようにしよう、むやみに遠ざけようとするのって、精神の異常状態だと思う。

なので

 「イテテテテ、これは死んでまうw」

くらいの発言は禁句だと扱わないでほしいですね。だからといって知人が病気になった時に「おうじゃあ死ね」と言い放つのは控えていただきたい、というか普段から冗談でもやめとけ。

 

とまあそんな感じで、死にかけながら生きていきます。