虚シコウ

「虚」に関わるアレコレについて「シコウ」していきます。早い話、雑記ブログです。

秋竹城は失っても、覆米は盆に返す

あきたこまち」の文字を見かける度、瞬時に「あき竹城」を思い浮かべてしまう。

くだらない連想ゲーム、えらく低クオリティな駄洒落と、その場をサッと流す。大富豪用のトランプを身の周りの物で自由に作れるならば8はあき竹城で決まりだな、でもあきたこまちってそれ程3~7感あるか?まあ強いて言うなら5かな……って、あきたこまちの心配している場合じゃない、あき竹城でスペード・ダイヤ・クローバー・ハートの4タイプ集められる自信がない!というかそもそも「身の回りの物」にあき竹城が含まれているという前提自体が間違っているではないか!あ~しまった、計画が完全に頓挫した……と、1人で勝手に誰からも頼まれてない虚思考を繰り広げる、それがこれまでの自分だった。

 

そして今日、「あきたこまち」を見かけた。ああ、またか。瞬時に「秋竹城」を思い浮かべてしまう。……「秋竹城」!?「あき竹城」ではなく?おや、思いがけずいいカードを引き当ててしまったようだ。このチャンスは大切にしたい。

 

まずは「秋竹城」でGoogle検索をし、既存の城名ではないことを確認する。冷静な行動をとれた。秋竹城が実際にあるお城か否かはかなり重要だ。実在するならば、これ以降の扱いはあき竹城と同様になる。実在しないのであれば、もうこれからの話は虚のフィールドだ。さあ、虚のゲームの始まりだぜ!…とか言いだすと、今回はカードゲームでもトランプではなく遊戯王ベースで考えるのか、まあそれでもアリか…と揺らぐ気持ちをグッと抑えて、ここはトランプのまま嗜ませていただく。秋竹城から醸しでる趣きはトランプで映えるはずと信じて。

そもそも秋竹城ってどこ辺りにあると想定するべきなんでしょうね?ファーストインスピレーション・熊本県。次点で佐賀県かな。どうも、なんの根拠もないが九州地方に置きたくなる。語感がそうさせるのか、日本史の風を九州から嗅ぎ取っているのか……いや、多分もっと単純な理由だ。あきたこまち→あき竹城→秋竹城、と来た流れでどこの都道府県か考えさせられたら、ヒトというものはほぼ確実に秋田県を連想するに決まってる。自分も例に漏れず本当は秋田県を真っ先に連想したに違いない。ただ、これ以上秋(あき)で繋げていくのはあまりにも芸がなさすぎるという理性が働いた。その結果、東北から最も遠く離れている地方を持ち出して秋田をなるべく強くかき消そうとしたのだ。なにがファーストインスピレーション・熊本県だか。大嘘だ。しかし、虚のフィールドの効果を受けた現象だったともいえる。なるほど、ならば嘘は嘘のままでいい。秋竹城の所在地は熊本県としてみよう。

城壁の色は無難に白、3階建てとして、周りを紅葉で覆わせる。ここのイメージは逆に秋で塗りたくってしまった方がいい。ここで紅葉を這わせないのは、自分のセンスを良く見せようとして完全にムリしている。

 

さて、前準備はこの辺にしておいて、いよいよ秋竹城のトランプにおける立ち位置を決めよう。5か、9か、流石に12(Queen)は安直すぎて避けるべきだよな…と考えながら手にした「秋竹城」は、

秋竹城は、

もう既に「なめ茸(上)」に変わってしまっているんですよね。ああ、諸行無常とはまさしくこの事を指す。前準備に時間をかけすぎてしまったからだ。いくら上といえども高々なめ茸、城にはパワーで敵いません。明らかな劣化に戦意喪失です。もうこの遊びは終わり、やはり所詮はくだらない連想ゲームだったというわけです。

さらにもう1つ虚しい事に、「なめ茸(上)」まで移ろいでしまった今、ここから「あきたこまち」を復元することは無謀です。共通する字が1文字もありませんもの。『覆米盆に返らず』、一度失ったあきたこまちは二度と返ってきません。スタート地点まで戻ってやり直しすらできないのか……

 

そううなだれる自分の頭上に、ピコーん!ヒュるヒュるヒュる、一筋の閃光が声を発する。

「コメナラ…ヒロエル……」

…!衝撃でした。なるほど、確かに米ならば1粒1粒拾い上げることは出来そうだ。城の再建は出来なくとも、米の回収なら出来そうだ。大きな宝を失った時でも、初心は傍にちゃんとあるんですね。

「愛 自由 希望 米 足元をご覧よ きっと転がってるさ~」そんな歌が 昔あったような。今こそその歌を僕達は歌うべきじゃないかなぁ?

 

…とかね。