「文房具や勉強道具の中で、一番お金をかける意味が無いものはなにか？」
とふと疑問に思ったので、色々考えてみた結果、
「赤チェックシート」
という回答に辿り着いた。
赤チェックシート。別名赤シート、赤セルシート、暗記用シート。単語帳とかに大体ついてるペラッペラの赤いヤツ。
そう、この『単語帳に大体ついてる』というのがシートを単体で買わなくていい一大理由だ。シートを使う必要がある本には予めシートが付いている。シートを買う位なら、安い単語帳でも買った方がいいだろう…
とここで、「シート付きの単語帳よりも高いシートって売られているのか？」という新たな疑問が発生するのは当然の流れだった。
売られているとしたら、果たして買う人などいるのか？
ちなみに、赤透明の下敷きにお金をかける行動は理解出来る。でもそれはあくまで下敷きだから。色んな役割を担う下敷きに良い材質が要求されるのは分かる。
問題は下敷きでもないただの赤チェックシート。「赤い文字を消す」というだけの役割に、お金をかけられるか？
いやームダでしょう。虚しいでしょう。つまり、虚博物館の展示品としてふさわしいでしょう。
という事で、現在、1枚で500円以上するような『最高級赤チェックシート』を探し中。
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個人的に好みな「虚」を感じる事物を展示する博物館、名付けて「虚博物館」の構想を描いています。
